コンセプト

" Bizarre but pop "

広義に捉えたフェティシズムや、人間の欲をテーマに。
しかし、それに気付かれないくらい口当たり良く仕上げ、ポピュラリティを持たせたアクセサリーを制作する。


コンセプトへの思い

 

・フェティシズムの対象範囲の広大さ。
 靴やコルセット、装飾品。人間本体ではなく部分。
或いは、椅子、食器、自転車、日用品 etc…。

フェティシズムの対象は十人十色、フェティッシュなオブジェクトは無限に広がってゆく。

他者から見れば何気ない物でも、ある者にとっては非常にエロティックな物かも知れない。


・食欲や物欲を喚起させる広告表現の魅力。
 人の欲に訴える為の描写はキャッチーで時に滑稽である。
特に1950年代アメリカの飲食物のそれは、独特の色彩と相まって、もはや食物でない1つの物体を生み出しているようにも見える。)

 KAJITSUでは古い広告をモチーフとして使用する事が多々ある。

これは、欲を喚起させる為の広告表現は、扇情的と解釈する事もできるからである。